梅雨の晴れ間を窺がって、本土寺に行って来ました。この古刹は、日蓮宗の寺として、源氏の名門平賀家の屋敷跡と伝えられてます。 およそ700年前の建治3年(1277年)に領主の曽谷教信卿の力で地蔵堂を移して法華堂と称して日蓮大聖人により長谷山土寺と寺号を授かったのが、始まりです。池上(東京)長栄山門寺、鎌倉比企ヶ谷 長興山寺、と共に朗門の三長三本と称され、宗門屈指の大山としての
偉容の佇まいを窺がわせる。
(JR常磐線北小金駅徒歩10分)
駅前の商店街を抜けると参道になり、松 杉木等の大木が連なる中を、門前町のお店をひやかしながら正面の仁王門を仰いで、境内に入ると本堂が見え、左上には五重塔 
案内路に従って一歩踏み出したら、もうそこは、別世界 花浄土の入り口です。右方に諸堂が連なって見渡せます。浄域(庭園)の広さは約1万坪にも及び、起伏に富、地形を春は桜、秋は楓の古木が、初夏(梅雨)時期には、花菖蒲 紫陽花が咲き乱れ、梅雨のうっとうしさを癒してくれます。   
  花浄土を抜けると木立のなかに、瀧があり、
霊水が弁天堂の睡蓮の池に注がれています。 
弁天堂の周囲には、睡蓮の池が
回りをめぐらして、その池には
鯉が、居ました。
 


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