東北・岩手・遠野とやっとたどり着いて、民話の里での不思議なデキゴトロジー・・ 遠野昔話村、南部曲り家のふるさと村。 この建物の中には”おしら様”のお話を炉端でよもすがら、聞いたと想われる。現代の我々は、語り部のおばぁから、昔話を聞く為に、語り部ホールなる所にて、語ってもらいました。 
右の写真の語り部は、今回の旅に同行したS田女史のお母様で、鈴木ワキさんに特別のお出ましを願いまして、たっぷりと語って貰いました。
このワキさんは、NHKから取材が来るほどの語り部ですが、なんと御歳82歳 とても若い声で語りの中に、唄を歌いながら語るのです。 
 
  さて語っているのを、不思議な感じで見ながら、昔話村のなかには、おしら様が祭ってあり、お堂のなかには、馬の顔をしたお人形と美形な少女のお人形が前後左右にびっしりと祭られていました。そして山の神・座敷童子・仲人ばばなど1時間近くの語りに大満足の時間でした。
 
 民話のなかには、かっぱ伝説が有りまして、かっぱ淵まで足を伸ばして、かっぱの悪戯の話を説明書きの立て札を見ながら、歩いていると いたる所に民話の主人公が案内をしてる立て札に気がつき、んんーん。遠くに早池峰山を見ながら、遠野時間とでも言いましょうか、ゆったりと時が過ぎ、こせこせした都会から逃れて、とても、言葉では言い表せない 空間と不思議な時間を堪能した旅でした。座敷童子には会えなかったけど、民話と共にあるような、生活をして時間が過ぎて行く町。  
   


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